週末の「リセット」が、土曜の朝には解けてしまう。そんな私の、終わらないループ

金曜日の夜。ようやく一週間のタスクを終えて、オフィスのデスクで大きく伸びをする。その瞬間、首から肩にかけて「ピキッ」と走る嫌な緊張感。今日も一日、モニターを凝視し続けていた私の体は、もう限界を訴えていました。

私は、元々じっとしているのが苦手なタイプです。休日はお気に入りのクロスバイクで少し遠くまで出かけたり、横浜の街を歩き回ったりして、アクティブに過ごすのが何よりの楽しみ。だからこそ、平日の仕事で溜まった「体の淀み」は、その週のうちに解消しておきたい。

いつしか私の金曜夜のルーティンは、駅近のマッサージ店に駆け込むことになっていました。

「あ、そこ、もっと強くお願いします」

「あ〜、効く……」

女性マッサージ師の力強い指圧に身を任せ、凝り固まった表面をギュウギュウと揉みほぐしてもらう。

その60分間は、まさに至福の時間です。

お店を出る時には、まるで憑き物が落ちたように体が軽く感じられて、「よし、これで明日から思い切り遊べる!」と自分に言い聞かせる。

でも。 本当の悩みは、翌朝にありました。

土曜日の朝、カーテンから差し込む光で目が覚める。その瞬間、ズーンと重い感覚が、またいつもの場所に戻っているんです。 昨日、あんなに時間をかけて揉んでもらったはずなのに。

あのお金と時間は、一体どこへ消えてしまったんだろう。

「私の体、もう普通の状態を忘れちゃったのかな」

そんな不安が、いつのまにか頭の片隅に居座るようになっていました。マッサージに行けばその時は楽になるけれど、それはまるで、期限切れの近い魔法をかけてもらっているだけのような……。

そんな「マッサージ難民」としての生活が、もう何年も続いていました。

指が「深層」に触れた瞬間。今まで知らなかった、私の体の中の『スイッチ』

そんな私が、ある日ふと見つけたのが、石川町駅のすぐそばにある「もとまち整体院」でした。

何度も通りかかっていたはずの場所ですが、その日はなぜか「表面の筋肉ではなく、深層に眠るスイッチに届いていますか?」という言葉が、すとんと胸に落ちてきたんです。

「もしかして、私の『重だるさ』の原因は、もっと深いところにあるの?」

半信半疑のまま、ネット予約してその整体院の扉を開きました。

そこにあったのは、よくある無機質な治療院ではなく、どこか温かくて、ホッとする空気が流れる空間。

先生は私の「翌朝には戻ってしまう」という話を、否定もせず、ただ静かに、深く頷きながら聞いてくれました。

「それは、体が悪いわけではないんですよ。ただ、表面の大きな筋肉の下で、小さな『痛みのスイッチ』が眠ったままになっているだけなんです」

先生は、筋肉の深いところにできる「凝りの芯」のようなものの話を、とても分かりやすく説明してくれました。表面をいくら揉んでも、その奥にある「スイッチ」がONになったままだと、体はすぐにまた緊張を始めてしまうのだそうです。

いざ施術が始まって、私は人生で初めての感覚を体験することになります。

先生の指先が、私の肩の、自分でも気づいていなかった「深いところ」に触れた瞬間。 「……っ!?」 言葉になりませんでした。

痛い、というのとは少し違う。でも、確実に「そこ」なんです。まるで、ずっと探していた迷子のパーツが、ようやく見つかったような衝撃。

「今、指先に響くような感じがありませんか?」と先生。 そう、まさにそれでした。肩を押されているはずなのに、なぜか指先や背中のほうまで、ジワーッと熱いものが流れていくような不思議な感覚。

先生はそれを「響き」と呼んでいました。 グイグイと力任せに押すのとは違う。でも、私の体の奥深く、自分では決して届かない場所に、先生の指が優しく、かつ正確にコンタクトしているのが分かりました。あぁ、これが「スイッチ」に届くということなんだ。

施術を受けている間、私の体は、久しぶりに「芯から緩んでいく」のを感じていました。

「明るく、軽く、温かく」。取り戻したのは、ただの体ではなく「私らしい日常」

施術を終えて外に出た時、横浜の空がいつもより少しだけ広く感じられました。 石川町から元町へ向かう足取りが、驚くほど軽い。

でも、私はまだ自分を疑っていました。「どうせまた、明日になったら……」という不安が、どうしても消えなかったからです。

ところが、翌朝。 目が覚めた私は、思わずベッドの上で固まってしまいました。

首を回しても、ゴリゴリとした嫌な音がしない。

深呼吸をすると、肺の隅々まで空気が入っていくのが分かる。 そして何より、あの「いつもの重だるさ」が、どこにもいないんです。

「……戻ってない」

それは、魔法が解けなかった朝でした。 ただ筋肉を揉みほぐされただけじゃない。体の中の「スイッチ」を丁寧にOFFにしてもらったことで、私の体はやっと、本来の「リラックス」を思い出したようでした。

それからの毎日は、少しずつ、でも確実に変わっていきました。

平日のデスクワーク中、ふと「あ、今ちょっと力が入ってるな」と自分で気づけるようになったり。

週末、クロスバイクで数十km走っても、翌日に疲れを溜め込まない体の使い方が分かってきたり。

もとまち整体院の先生が大切にしている「明るく、軽く、温かく」という言葉。

それは施術の内容だけでなく、施術を受けた後の私たちのあり方そのものを指しているのかな、と思ってます。

体が「軽く」なれば、フットワークも「軽く」なる。

体が「温かく」なれば、人に対しても「温かく」なれる。

そして、毎日が「明るく」彩られていく。

もし、あなたもかつての私のように、終わらないマッサージのループに疲れているなら。

一度だけ、自分の体の「奥深く」に耳を傾けてみてください。

自分の体を諦めるのは、その「本当の感覚」を知ってからでも、遅くはないはずですから。

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※施術効果には個人差があります。

※画像はイメージです。