座りっぱなしの生活で足がしびれる…それ、坐骨神経痛かもしれません

こんにちは、院長のおおやです!

今日も残暑厳しい横浜ですね。日中は少しでも外出は避けて、室内においても水分や塩分の補給を十分行ない、熱中症対策していきましょう。

今日は当院で得意としている症状の1つ、坐骨神経痛についてのコラムです。ご参考になれば幸いです。

■それ、坐骨神経痛かもしれません

「腰からお尻、足にかけてズーンと重だるい」「長時間座っていると、太ももやふくらはぎにしびれが出る」──そんな症状に心当たりはありませんか?

坐骨神経痛と聞くと、何か大きな病気のように感じるかもしれませんが、実はこれ、「症状名」であって「病名」ではないんです。

たとえば、デスクワーク中心の生活や長時間の運転など、座っている時間が長い方に多く見られるのがこの坐骨神経痛。

座りっぱなしが続くと、お尻の筋肉──とくに中臀筋や梨状筋といった部分が硬くなり、そこから神経を圧迫して痛みやしびれが出てくるのです。

意外に思われるかもしれませんが、「お尻のコリ」は普段あまり自覚されにくいもの。

背中や肩と違って、自分では手が届きにくい場所でもありますし、慢性的な疲れやだるさに紛れて、気づかないまま過ごしている方も少なくありません。

 

 

■トリガーポイント療法で“お尻のコリ”を狙い撃ち

当院では、この坐骨神経痛の改善を目指して、「トリガーポイント療法」という施術法を取り入れています。

この方法は、筋肉にできた“しこり”のようなコリ(=トリガーポイント)を丁寧に探り、的確にほぐしていくことで、痛みや不調の元にアプローチする整体法です。

 

とくに坐骨神経痛の場合、その大きな原因はお尻まわりの筋肉に潜んでいることが多く、なかでも「中臀筋」や「梨状筋」といった深層の筋肉にトリガーポイントができてしまい、それが神経に触れることで痛みやしびれを引き起こしているケースがよく見られます。

これらの筋肉は、普段意識しにくい場所にあるため、自覚がないまま悪化してしまっている人も多いのです。

 

しかし、そのコリにしっかりアプローチできれば、神経の圧迫がゆるみ、症状が大きく軽減することも珍しくありません。

実際、15年にわたって坐骨神経痛に悩まされていたスウェーデン人の男性が、当院で数回のトリガーポイント療法を受けたことで全快したという実例もあります。

その方は、その後ドバイに転勤されたのですが、「向こうでもこの療法を受けられるところはないか?」とわざわざメールをくださったほどでした。

 

このように、原因となっているコリを見つけてほぐすことができれば、身体のバランスが整い、お尻の筋肉も本来の柔らかさを取り戻していきます。

いったんコリが取れてしまえば、あとはその柔軟性を保つことはそれほど難しくありません。

当院では、施術後のフォローとして、自宅でも続けやすいストレッチや体操のやり方もしっかりとお伝えしており、再発予防につながるようサポートしています。

 

 

■“年齢関係なく”メンテナンスを

坐骨神経痛は、年齢に関係なく誰にでも起こりうる症状です。

若い世代でも、デスクワークや長時間の運転、スマホやパソコンを使うライフスタイルの影響で、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなってしまい、それが原因で痛みやしびれが出ることは少なくありません。

 

「年をとったら出てくるもの」なんて思われがちですが、実は30代、40代でも十分に起こり得るものなんです。

長時間同じ姿勢でいることが多い現代人にとって、筋肉のメンテナンスは誰にとっても必要なケアの一つとも言えます。

 

だからこそ、大切なのは「ちょっと気になるかも…」と思ったそのタイミングで、早めにケアを始めることです。

「ただの疲れかな」「寝れば治るだろう」とそのままにしておくと、ある日突然強い痛みに変わってしまうことも。

自分の身体の声を聞く習慣を持つことが、つらい症状を防ぐ第一歩になります。

 

当院では、施術だけでなく、ご自宅で無理なく取り組めるストレッチや体操もわかりやすくお伝えしています。

短時間でできて習慣化しやすい内容ばかりなので、忙しい方でも続けやすいと好評です。

長く座る毎日を、少しでも快適に。

そして、将来的にも痛みの出にくい体を一緒に目指していきましょう。

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※施術効果には個人差があります