寒さと筋肉と痛みの関係。

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12月も下旬となりました。
冬至も過ぎて、いよいよ年の暮れという雰囲気も増してきましたね。

ここ横浜では雪こそ降らないといっても
そこそこ冷え始めてきて、こないだは初雪もちらつきました。

そんな寒さの中では、あえて外に出てアウトドア的なスポーツに興じる人も目立つわけではありませんが、
自分はまだまだ趣味のロードバイクで元気に走り回っています。

結局、先週までの時点で今月は約450kmを走ってました。笑

よほど自転車趣味が高じてきたんだと思いますね。

自転車で長距離を走って行って、
その先には美味しいものが待っていると思えば楽しく走れてしまうんですよ。

ただ絶対的に冬場は気温が低いのが現実ですので、
防寒に留意したスタイルで走ることがかかせません。

今どきはサイクルジャケットというものが良く出来てまして、

これに防寒のインナーを合わせて、
あとは薄っぺらいウィンドブレーカー1枚を羽織れば十分なサイクルスポーツ仕様の格好となります。

そんな感じで、寒いとわかっている中に出かけていく分にはちゃんと防寒着を着用するものですが、

逆に毎日の通勤等ではこまめな服装での調整が苦手な人もいるようです。

特に(過去の自分もそうでしたが)お勤めの方の通勤スタイルは、
冬物のスーツに薄いステンカラー1枚のみ、
という人も多いと思いますが、

この格好ですと急に気温がかなり低くなったときに防寒という点ではかなり心もとなく感じられますよね。

実際には肌着としてヒートテックを着込んでいても、身体が冷える時は結構冷えてしまいます。

あまりに気温が低くなりそうな日には
肌着の上から「張るカイロ」を貼って重装備で出かけていくのも十分アリではないかと思います。

こうしたことは身体が冷える一例ですが、

いずれにしても低温で冷えているときは身体も筋肉を硬くして、血流も低下していきます。

血流が低下すればおのずと本来流れていくはずの疲労物質だとか老廃物、そして発痛物質も筋肉や筋膜のなかに滞留しやすくなっていくでしょう。

そしてこれが、もともと蓄積しつつあった筋肉や筋膜のなかの硬結と相まって、
コリや張り、そして痛みの感覚を惹き起こす原因となってしまいます。

つまり、こうした「寒冷刺激」もまた、
筋肉筋膜に硬結を産生する元となり、
ひいては痛みにつながることになります。

こうしたことの対策としては
いうまでもなく、

「身体を温めること」

「身体を冷やさないこと」

が大事になってきます。

通勤のスタイルとしてでしたら、
さきほどの例でいうところのコートのみならず、
首を冷やさないためのマフラーやネックウォーマー、
末端が冷えないように手袋や厚手のソックス、
そして保温力の高いインナー
(個人的にはウール素材が好きです)などで
十分に防寒を意識したいところです。

血流を促して筋肉を硬くしない、
という観点からは

自分の好きな運動をちょっとでも継続できれば素晴らしいですよね。

私のようにガチに自転車を継続的に乗り始めれば、ダイエット効果も抜群ですよ。
(ムリにオススメするわけではありませんが)

100km以上のロングライドですと
消費カロリーも1,700kcalくらいは余裕で超えてきますので、
むしろ走行後の食べ過ぎには注意が必要です。笑

そして運動後の筋肉のケアも、
実は大切です。

使いっぱなしにしないで運動後に筋肉や筋膜のケアも施しておくと、
疲労からの回復も早く、良く眠れることで翌日からの体調もバチバチに整うんです。

寒い時期はともするとスポーツや運動からは離れる人も多いようですが、
このように冬だからこその運動習慣の効用というものも、あります。

以上、ご参考になれば幸いです!