腰痛の改善と予防で大切なこと。

folder未分類label腰痛トリガーポイント

こんにちは!おおやです。
今日はここ横浜では突き抜けるような青空が広がっています。
絶好のお出かけ日和ですよね。

さて。
今回は
日本人男性のナンバーワン不定愁訴である腰痛に関して、
私の考えをお伝えしたいと思います。

(私見ですので、どうかご参考までに。)

もとまち整体院では創業以来20年間、
腰痛の施術には『トリガーポイント療法』を用いてきました。

腰痛を、痛みの『引き金点』であるトリガーポイントからの関連痛の1つとして捉え、施術する方法です。

あなたはこんな言い方をどこかで耳にしたことは無いでしょうか?

『痛みの出ているところと、その元(原因)となっているところが必ずしも同じとは限らない』と。

腰痛に関していえばやはりその通りなんです。

腰が痛い、が

腰「だけに」原因があるとは限らないのです。

トリガーポイント療法の考え方では、
腰痛の場合は中臀筋とか梨状筋といった、臀部の筋肉(および筋膜)にできたトリガーポイントからの関連痛として捉えることが多いですね。

もちろん、全ての腰痛がそういうことではないのですが。

一般的によくある慢性的な腰痛の場合は、

こうした臀部のトリガーポイントを解除する施術を受けるだけで改善・解消してしまうケースはとても多いです。

腰部そのものも脊柱起立筋(群)として施術をしていきますが、

実は痛みのメインの原因はちょっと離れたお尻の筋肉にあった、
ということが施術の現場ではよくあることなのです。

よくあることかと思いますが、

腰を痛めた人って腹筋や背筋を筋トレで鍛えることが腰痛の予防につながる、と考えてガシガシ鍛えようとしてませんか?

あるいはあなたも今実際にガンガン鍛えている?

ここで氣をつけておきたいことがあります。

それは、
『筋トレで腹筋や背筋をガシガシ鍛えることは腰痛の予防に必ずしもつながらない』
ということです。

ちょっと意外なことに感じられたかもしれません。

が、具体例を挙げて説明しますと、

・腹筋や背筋が一般人以上に格段に鍛えられている、サッカーや野球のプロの人たちでも腰痛になることはある。

・赤ちゃんや3~4歳児のような子たちには、大人たちが苦しむような腰痛はまず見られない。

こうした2つの極端なケースを引き合いにだしましたが、

実はここにこそ
腰痛予防につながる大切なポイントがあるものと、私は考えています。

それは何かと言いますと、

『腰(とその周辺)の筋肉が軟らかければ世痛は生じにくく、逆に硬ければ腰痛につながる』
という、割とシンプルな事実です。

つまり、

鍛え上げたプロのアスリートといえども腰やその周辺の筋肉が何らかの理由で硬くなってしまっていたら腰痛のリスクが生じるし、

かたや筋トレなどしないし、腹筋や背筋が未発達な乳幼児たちには一般的な腰痛が生じることはまずない、といえます。

これらのことから導き出される「腰痛の予防」に大事なこととは、結局

『腰周りの筋肉をやわらかく維持していくこと』

といえるのではないでしょうか。

私たち大人は、残念ながら赤ちゃんのような筋肉の柔軟性を取り戻すことはできませんが、
それでも腰の筋肉をやわらかく保って、そこに痛みの引き金点であるトリガーポイントが生じない、生じにくくすることこそが腰痛の苦しみを生じない秘訣と考えています。

まっ、この事自体も私の「仮定」ではありますが、あなたはどう思いますか?

そしてここで、
もう一つ大事なことを付け加えておきますね。

上記のように腰部の筋肉をやわらかく維持していくのに確かにストレッチは有効なのですが、

筋肉が硬いままにストレッチをガシガシやっても
実はあまり伸びていなかったりする、
ということです。

おつまみにある「ビーフジャーキー」ってありますよね。

あれって要は「縮こまった筋肉」、ですよね?

その硬く縮こまった肉であるビーフジャーキーをつまんで両端からひっぱっても
なかなか伸ばしにくかったり、伸びないですよね。

つまり、
硬い状態のままストレッチしようとしても
実際はあまり伸びていなかったり、

場合によってはその付着している先の部分を傷めることにもなりかねません。

「ストレッチで筋肉が(必ずしも)軟らかくならない」なんて聞くと
「ではどうしたら良いの?」となります。

ここが大切なところで、

まずは筋肉をほぐすこと、なんです。

そのうえで、

ほぐれて柔軟性を取り戻した筋肉や筋膜をそのやわらかい状態で維持していくこと。

その『維持』にストレッチは有効なんです。

大いに手前味噌的になってしまいますが(笑)、

この『筋肉をほぐすこと』にトリガーポイント療法がもってこいなんです。

もとまち整体院で施術を受けていただいた方からは、筋肉の深いところまで届くようだ、というご感想をよくいただきます。

ただ、ここでは
施術をして「ハイ、終わり。」ではなく、

さきほど触れたように施術後に必要なセルフストレッチの方法もお伝えしていきます。

あなたの姿勢全体のバランスも観ていきます。

姿勢の改善は腰痛や肩こりといった症状の軽快・解消につながるのはもちろんのこと、

深呼吸もしやすくなり心肺機能も改善していきます。

腰痛が来院のきっかけであっても、
全身をみるなかでそのほかのところにも
トリガーポイントが見つかればその場で解除していきます。

そういう意味では、
腰痛という痛みを通してあなたの身体全体の状態も見えてくるわけです。

腰痛に関するご相談、施術は
もとまち整体院まで
氣軽にお問い合わせください。