下を向く時間が長いあなたへ。後頭部の『1cmの筋肉』が悲鳴を上げていませんか?

こんにちは!院長のおおやです。まだまだ厳しい寒さが続く2月ですが、体調はいかがでしょうか。
「最近、なんだか頭が重いな」「首の根っこがずっと詰まっている感じがする」……そんな風に感じているなら、それは冬の寒さのせいだけではないかもしれません。
今回は、現代人がついつい長時間続けてしまう「ある姿勢」と、後頭部に隠されたわずか「1cmの小さな筋肉」についてお話しします。中年の皆さんの毎日を少しでも軽くするヒントになれば幸いです。
1. 後頭部に隠れた「1cmの筋肉」の正体とは?
私たちがスマホやパソコンを見ているとき、無意識に頭を少し前に突き出し、下を向く姿勢をとっていますよね。
このとき、重さ5〜6kgもある「頭」を必死に支え続けている健気な筋肉たちがいます。
それが、後頭部と首の境目にある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という筋肉です。
指先に乗るほどの小さな立役者
この筋肉たちは、一つひとつがわずか数センチ、厚みに至っては1cmほどしかない非常に小さな筋肉の集まりです。
しかし、役割は重大。
頭を上下左右に微調整したり、視線の動きに合わせて頭を固定したりする「精密センサー」のような働きをしています。
「1cmの筋肉」が悲鳴を上げるとどうなる?
長時間スマホを見続けるということは、この小さな筋肉に、ずっと重いボーリングの玉をぶら下げているようなものです。
小さな筋肉ですから、大きな筋肉(太ももや背中など)に比べてスタミナがありません。
限界を超えると、筋肉の中に「トリガーポイント(痛みの引き金となる点)」という、深刻なコリの芯ができてしまいます。
この後頭部のトリガーポイントが曲者で、ここにトラブルが起きると、場所は首なのに「目の奥が痛い」「こめかみがズキズキする」「頭全体が締め付けられる」といった、いわゆる緊張型頭痛のような症状を引き起こすのです。
2. なぜ2月に「悲鳴」がピークに達するのか
1年の中で、なぜ今、この時期に体の不調を感じやすいのでしょうか。それには2月特有の理由があります。
寒さによる「防御姿勢」
2月は暦の上では春(立春)を迎えますが、実際には1年で最も冷え込みが厳しい時期です。
外に出れば無意識に肩をすくめ、首を縮めて歩いていませんか?
この「寒さに耐える姿勢」は、常に首周りの筋肉を緊張させています。
ただでさえスマホで酷使されている「1cmの筋肉」に、寒さによる緊張が追い打ちをかけるのです。
老眼とのダブルパンチ
40代、50代の中年世代にとって、スマホ利用で無視できないのが「目の疲れ」です。
老眼が始まると、スマホの画面にピントを合わせるために、無意識に顔を近づけたり、顎を突き出したりする姿勢になりがちです。
この微妙な角度の調整を担っているのも、先ほどの「1cmの筋肉(後頭下筋群)」です。
「寒さ」×「スマホ」×「目の疲れ」。
この三重苦が重なるのが、まさに今の時期。
あなたの後頭部の筋肉は、もう限界を超えて「悲鳴」を上げている状態かもしれません。

3. 深い場所にある「トリガーポイント」を緩めるということ
「首が凝ったな」と思って、自分で首の後ろを揉んでみる。
あるいは、マッサージ店で強く押してもらう。
それなのに「その場はいいけれど、すぐに元に戻ってしまう」という経験はありませんか?
それには明確な理由があります。
表面だけでは届かない「深さ」
悲鳴を上げている「1cmの筋肉」たちは、首の筋肉の中でも非常に深い場所に位置しています。
表面の大きな筋肉(僧帽筋など)の上からいくら強く押しても、その奥にある小さな筋肉の芯=トリガーポイントまではなかなか刺激が届きません。
むしろ、強く押しすぎることで表面の筋肉を傷めてしまい、かえって揉み返しが起きることすらあります。
大切なのは「強さ」ではなく、正確にその「1cm」を捉える「角度」と「持続的な圧」なのです。
当院が大切にしているアプローチ
私は20年以上の施術の経験の中で、この「指先でしか感じ取れないような小さなコリの芯」を丁寧に見つけることを大切にしてきました。
特に後頭部のトリガーポイントは、繊細な技術を要する場所です。
ここがふんわりと緩むと、まるで視界がパッと明るくなったような、頭が体の上に乗っている感覚が戻ってくるような、独特の解放感を味わっていただけます。
ご自宅でできる「2月のセルフケア」
最後に、少しでも筋肉の悲鳴を和らげるために、今日からできることをお伝えします。
蒸しタオルで後頭部を温める: 2月の寒さで硬くなった筋肉には、まず「熱」です。お風呂上がりに、濡らしてレンジで温めたタオルを後頭部の付け根に当てるだけで、血流が劇的に改善します。
スマホを目の高さに上げる: 下を向くから「1cmの筋肉」が使われます。肘の下にクッションを置くなどして、画面を目の高さに持ってくるだけで、負担は激減します。
10秒間の「あご引き」: スマホを見ている途中で、ゆっくりと顎を引いて、後頭部の付け根を上に伸ばすイメージでストレッチをしてください。
結びに代えて
「年だから仕方ない」「スマホはやめられないし」と諦めないでください。
私たちの体は、適切にケアをしてあげれば、何歳からでも応えてくれます。
21年間にわたり多くの方の首や肩を見てきましたが、後頭部の緊張が取れるだけで、表情までパッと明るくなる方をたくさん見てきました。
もし、ご自身でのケアに限界を感じたら、いつでも私たちプロを頼ってください。
その「1cmの筋肉」の悲鳴を止め、軽やかな毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
この冬を、笑顔で乗り切っていきましょう!
【もとまち整体院からのメッセージ】
後頭部のわずかなコリを丁寧に解きほぐし、重い頭を支え続ける日々から解放される心地よさを、ぜひご体感ください。
横浜・元町の地で、あなたの毎日が少しでも軽やかになるよう全力でサポートさせていただきます。
※施術効果には個人差があります。
※画像はイメージです。









