ぎっくり腰ってクセになるの?本当のところをお話しします

ぎっくり腰そのものがクセになるわけじゃないんです
「ぎっくり腰って、一度やるとクセになるって聞いたけど…」
そう不安に感じたこと、ありませんか?
でも、実はぎっくり腰そのものが“クセ”になるわけではありません。
繰り返してしまう原因は、腰そのものではなく、筋肉の中にできる「トリガーポイント」と呼ばれるコリが深く関係しています。
一度痛みが治まったとしても、このトリガーポイントが残ったままだと、またちょっとした動きや疲れで再発しやすくなるんです。
だからこそ「ケアを続けていくこと」がとても大切なんですね。
当院では、ぎっくり腰が落ち着いた後でも、定期的なボディメンテナンスをおすすめしています。
“いつもの姿勢”が、実はぎっくり腰の引き金かも?
あなたは普段、こんな姿勢をとっていませんか?
足を組むのがクセになっている
腕を組んで座ることが多い
長時間のスマホやパソコンで猫背ぎみ
運動不足だけど忙しくてなかなか動けない
こうした“何気ない習慣”が、筋肉をじわじわと硬くしてしまう原因になるんです。
最初はなんともなかった姿勢でも、毎日のように繰り返しているうちに筋肉が疲労し、血流が滞り、徐々に柔軟性を失ってしまいます。
とくに寒い季節は血流が悪くなって、筋肉がカチコチになりがち。
外気の寒さだけでなく、冷えた室内やエアコンの風なども影響します。
そういった環境に長時間さらされていると、筋肉はこわばり、回復しづらくなります。
そして、知らず知らずのうちに腰まわりの筋肉の奥深くにトリガーポイントができてしまい、「あっ!」という瞬間に急激な痛みとして現れることも。
たとえば、朝起きて顔を洗おうと前かがみになった瞬間や、くしゃみをした拍子に、ギクッとした経験のある方も多いのではないでしょうか。
こうした深部のトリガーポイントは、セルフケアではなかなか届きません。
ストレッチや温めだけでは改善しきれないケースもあるため、プロの手による定期的なケアでじっくりと緩めてあげることが、安心して動ける身体を保つためにはとても大切なのです。
大事なのは「筋トレ」より「やわらかさ」
「腰痛予防には筋トレ!」と思っている方もいるかもしれませんが、実はそれ、ちょっと注意が必要です。
もちろん、筋力があることは身体の安定性にとって大切ですが、筋肉の状態が整っていないまま無理に鍛えるのは逆効果になることもあるのです。
硬くなった筋肉のまま無理に鍛えると、筋繊維に過度なストレスがかかってしまい、逆に負担をかけてしまって痛みが悪化することもあります。
たとえば、ストレッチやウォームアップを怠って筋トレを始めると、身体はこわばった状態のままで負荷を受けることになり、腰にダメージが集中してしまうケースも。
腰の痛みと関係が深いのは、「骨」や「神経」ではなく、じつは「筋肉のかたさ」。
筋肉が硬い状態では、血流が悪くなり、酸素や栄養が行き渡らず、疲労物質も溜まりやすくなります。
やわらかく、血流のいい筋肉こそが、ぎっくり腰を遠ざけてくれるカギになります。
適度な柔軟性を保ったうえでの筋力トレーニングであれば、より効果的に身体を支える力がつき、腰痛予防にもつながります。
もとまち整体院では、筋肉のやわらかさを取り戻し、トリガーポイントの発生を防ぐサポートを行っています。
痛みが出てからではなく、「今のうちから」ケアをはじめることが、つらいぎっくり腰とサヨナラするいちばんの近道です。
✨まとめ
ぎっくり腰がクセになるわけではありませんが、再発を防ぐためには、筋肉のケアが欠かせません。
とくに、普段から同じ姿勢でいる時間が長かったり、忙しくてストレッチや運動の機会が少なかったりする人は、筋肉が硬くなりやすく、トリガーポイントもできやすい傾向があります。
あなたの体の深い部分に潜む“トリガーポイント”を、今のうちからゆるめていきましょう。
早めに対処しておくことで、ちょっとした動作で痛めるリスクを減らすことができますし、普段の生活の中で体が軽く感じられるようになる方も多いです。
もとまち整体院では、そうした予防の視点も大切にしています。痛くなってからだけでなく、痛みのない今だからこそできるケアを通じて、より健康的で快適な毎日をサポートいたします。
いつでも、あなたの身体をやさしく整えるお手伝いをしています🌿
※施術効果には個人差があります。