【五十肩】予防のためには動かしましょう!
五十肩とは、『肩軟部組織の変性疾患で、五十歳代を中心とした中高年者に、明らかな外傷なく生じ、疼痛と関節拘縮を主徴候とする病態』といわれています。
肩こりの自覚がふだんからあるかたは、この五十肩に氣をつけたいところですが、何をどう氣をつければよいのでしょうか。簡単にいえば、肩関節やその周辺の筋肉を日ごろから『あらゆる方向へ』、『よく動かす』ことが、重要なポイントです。
使わないことで身体の器官が萎縮してしまう『廃用性萎縮』を避けるためにも重要なことであり、関節に栄養分や酸素を供給することで、関節の動きの固着化を防げるのです。
ここでポイントとしましては、肩関節を動かそうとしても、周辺の筋肉がすでに凝り固まっている状態ですと、その動きの範囲はおのずから制限されてしまう、ということです。
話しが戻るようですが、ここで、肩こりの施術による筋肉の凝りの緩和(=緩めること)が必要になってくるというわけです。
当院では、トリガーポイント手技療法を始め、凝り固まっている筋肉を緩めていく手法で、関節もより動かしやすくするお手伝いを行なっています。
併せて、日常かんたんに行える体操法をアドバイスします。五十肩や肩こりに関しての体操のポイントは、『あらゆる方向へ』動きをつけていく、ということなのですが、その具体的な方法論を、施術とともにお教えいたします。
特に五十肩の症状の場合、無理やり動かしては良くない時期、というのもありますので、あなたに合う方法を提案させていただきます。
五十肩の予防法としても、症状の解消後のメンテナンスとしても、セルフエクササイズを継続していただくことが大切です。
※施術効果には個人差があります。
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