O脚矯正。良くなる経過もさまざま。

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おおやです。今日はO脚矯正について、取り上げてみます。もとまち整体院ではこのくらいの季節から、『そろそろ本腰入れて』O脚直してみようかしら、というかたが増えてきます。

そのO脚矯正ですが、今も印象的だった事例があります。もう7、8年ほど前のことです。

来院したのは、男子の高校生。陸上部に所属していて、背は高くはないけれど筋肉、特に大腿から下部がよく発達していました。

膝と膝の間は指で測ると3本分弱の間隔で、さほど広く開きすぎてはいない状態でした。

本人も気にしていて、実際に判ったのは膝の内向きが強めだったこと。これは、お尻に力を入れて内腿(うちもも)の筋肉を使ってもらうと、しっかりその内向きが改善されることから、股関節の内向きが強いことを示していました。

若い世代で、かつ運動も行なっているということで、当初の予想では多数回の来院まで及ばずに、O脚が直っていくものと考えていました(もちろん、当方で教える体操や、生活上の注意事項等を守って励行することは前提として、ですが)。

多忙な高校生活のなか、マメに足を運んでもらいましたが、なかなかO脚に改善の兆しが見えません。実直な性格の男子でしたので、セルフの体操の継続や姿勢への配慮も行なっていたであろうにもかかわらず、です。

当初の予想と異なり、じつに9回目の施術までに、ほとんどO脚改善が見られませんでした。こうなると、本人と(担当である)私との間にも微妙な空気が流れ始めます。

そして迎えた10回目の施術。この日、急激で大きな変化が、施術前に認められました。これまでの努力がカタチになる、とはこうことでしょうか。強めに内向きだった両膝の向きが綺麗に正面に向いて、同時に膝間のすき間も、指2本分にまで狭まっていたのです。

その後も数回の施術と、姿勢や体の使い方の改善、セルフメンテナンスの継続を経て、彼のO脚は見違えるほど良くなり、まっすぐなカタチに定着していきました。

施術者であるも私も、やっとここに来て施術結果が定着したことにホッとした記憶があります。

継続して施術する途中に、急にO脚が解消してしまったこのようなケースは、もとまち整体院の事例としては決して多くはありません。

ですが、本人の『O脚をどうしても直す』という強い意志(体育会ノリ?)と、こちらでの施術のみならず自身で行なう体操と姿勢矯正の継続とによって、良い結果が残せたに違いありません。

もとまち整体院のO脚矯正では、初回のカウンセリングのなかでは、はっきり『何回来ると直ります』という物言いはいたしません。

『直り得る』O脚なのかどうか(姿勢や動作のクセに由来するO脚か)の見極めが、大切です。

そして、最初のうちはなかなか矯正の成果が現われなくても、一定の変化が見られるまで体操・ストレッチ・施術の受療を続けていただくことも必要なケースもあります。

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※施術効果には個人差があります。

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