プチ解説【腰痛とヘルニアについて】。

- update更新日 : 2024年07月10日
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今日は腰痛について、解説いたしますね。

もとまち整体院に来られているかたのなかにも、まだ思い込んでいるかたが多いことの一つに、『(腰椎椎間板)ヘルニアがあるから、腰が痛い(腰痛)。』という表現があります。現に、腰痛で病院に行ったところ、『ヘルニアがありますね』と言われたという事例などは、よく耳にします。

私が勉強会に出席している、TMSジャパンの長谷川淳史先生から紹介されたのですが、Volvo賞受賞論文の中に、こういう表現があります。

『健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が存在し、手術適応との差は職業上の問題と社会心理的問題』(Boos N et al, Spine,1995)

腰痛治療界で権威有る賞の受賞論文ですが、これによれば、約8割方の人にヘルニアがあることになり、『むしろ、ヘルニアが無いことの方がおかしい』(長谷川先生談)ということになります。

要は、ヘルニアがあっても腰痛など感じていない人は多い、ということなんですね。いったん、腰痛とヘルニアは切り離して考えてみても良いのではないでしょうか。

当院では、筋筋膜中に産生する『トリガーポイント』に注目して、施術を行ないます。腰痛であれば、腰方形筋や脊柱起立筋、中臀筋や梨状筋等々、痛みの代表的な『引き金点』となりやすいポイントに、アプローチします。

整形外科のリハビリや、自己流のストレッチ、表面的なマッサージ等によっても腰痛が改善しないケースには、トリガーポイント・セラピーで筋肉の柔軟性を取り戻していきましょう!

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※施術効果には個人差があります。