「リラクゼーションアート展2025」東京会場に行ってきました

2025年7月22日、私は東京で開催された「リラクゼーションアート展2025」にはせくらみゆきさんの個展を訪れました。
日々の忙しさのなかで、心と体のバランスを整えたくなる瞬間ってありますよね。
そんなときにこそ、この展覧会はまさにぴったりの場所でした。
■神秘的でやさしい波動に包まれる空間
会場に足を踏み入れた瞬間、ふわっとやさしい空気に包まれたような感覚になりました。
壁一面に飾られた作品たちは、どれもまるで呼吸をしているかのように、静かに、しかし確かにエネルギーを放っています。
特に印象的だったのが、「ヒーリングボディアート」シリーズ。
はせくらさんが脳卒中による半身不随を経て、不思議な回復のプロセスの中で視た身体内のビジョンを、アブストラクトとして描いたものです。
どの作品も、身体の内側にある美しさや宇宙的な広がりを感じさせ、まるで瞑想しているかのような気持ちにさせてくれました。
■光と色彩が織りなす「内なる宇宙」
たとえば、深いブルーのグラデーションが美しい一枚は、まるで海の底から空を見上げたような視点で描かれていて、静けさと解放感が同時に胸に広がります。
別の作品では、神秘的な光が森の奥へ導くように差し込んでいて、「こころのふるさと」とも言える場所を思い出させてくれました。
また、カラフルなエネルギーが渦巻くように描かれた作品からは、「命の喜び」や「光の呼吸」といったテーマが伝わってきて、まるで身体の奥にある何かが目を覚ましたような、不思議な感覚を覚えました。
■メッセージとともに味わうアート
それぞれの作品の横には、詩のような短いメッセージが添えられていました。
その言葉たちも、まるで心に語りかけるように優しく、作品と一体となって観る人の気持ちをそっと支えてくれます。
「Blessing Seeds」「やさしさに深くふれて この世はこんなにもあたたかい」といった言葉に、思わず涙腺がゆるみそうになりました。
■実際に訪れて感じることの大切さ
写真でもその美しさは伝わりますが、やはり実物を目の前にすると、その色彩の深さや質感、波動のようなものがじかに伝わってきます。
立体的に描かれた側面まで丁寧に仕上げられた原画たちは、まさに“生きているアート”。
自分自身の内面と向き合い、癒やしを得る時間として、本当に特別なひとときでした。
■おわりに
今回の「リラクゼーションアート展2025」は、東京・大阪・福岡の3会場にて無事終了しています。
訪れることができた方は、きっと心のどこかにやさしさと光を受け取ったのではないでしょうか。
次回の個展は2年後を予定しているとのこと。
また新たなテーマとともに、私たちの心を癒やしてくれることでしょう。
その時を、今から楽しみに待ちたいと思います。
癒やしを求めるすべての人に、このアートが届きますように。