呼吸が整ったら、気持ちも落ち着いてきた気がする

最近、ちょっとしたことでイライラしたり、寝ても疲れが抜けにくい…そんな自覚がある方は、“呼吸の浅さ”が関係しているかもしれません。今日は、ある女性が整体との出会いを通じて、少しずつ心の余裕を取り戻していったお話です。
深呼吸なんて、意識してやるものじゃないと思っていました。 でも最近、なんだかイライラすることが増えてきて、 ちょっとしたことで声が強くなってしまったり、 寝つきも浅くて、朝から疲れているような感覚がありました。
そんなときに、整体の先生の「呼吸が浅いと、自律神経も乱れやすいんですよ」という言葉に、 ドキッとしたのを覚えています。
施術では、首や肩、鎖骨まわりの筋肉の緊張を丁寧にゆるめながら、 背中や肋骨の動きをやさしく整えてもらいました。
そのあと、ベッドの上で自然に呼吸しているとき、 「今、いつもより深く吸えてる…」と気づいて驚きました。
施術前まで、まるでずっと息を止めていたかのような感覚。 それだけ、日々の生活で緊張していたんだと初めて自覚できた瞬間でした。
その日を境に、イライラの頻度が少しずつ減っていった気がします。
たとえば、いつもならカチンときていたような言葉も、 「まぁ、そんなときもあるよね」と受け止められることが増えてきました。
以前はぐるぐる思考が止まらなかった夜も、 「一度ゆっくり呼吸してから寝よう」と思えるようになって、 呼吸とともに気持ちも整理されていく感覚が芽生えました。
同じ出来事が起きても、少し受け流せるようになったり、 夜の寝つきも、以前よりずっとスムーズに感じられるようになってきました。
眠りの深さはもちろん、翌朝の目覚めが軽くなってきたことも、 小さな変化だけど私にとっては大きな気づきでした。
最近では、電車で座っているときや、家事の合間に、 自然と深呼吸をしている自分に気づくことがあります。
意識していなくても、自然に背すじが伸びて、 ゆっくりと息を吸って吐いている──そんな瞬間が増えてきました。
背すじを少し伸ばして、ゆっくりと呼吸するだけで、 「なんだか大丈夫かも」と思えることが、以前より増えたように思います。
肩の力がふっと抜けて、気持ちにもスペースができたような、不思議な感覚です。
そしてふと、未来の私を思い描くようになりました。
気持ちに余裕があって、呼吸が静かで安定している私。 まわりの人にもやさしく接することができていて、 表情もやわらかく、自分のことも大切にできている。
「あのとき、身体から整えておいて本当によかった」と、 少し笑っている、そんな姿が自然と浮かびました。
☆気持ちの乱れが気になるときは、まず“呼吸”から整えてみませんか?
※施術効果には個人差があります。
※画像やイラストはイメージです。