「脚がキレイになったね」って母が言ってくれた朝

中学生の頃から気になっていたO脚。ジーンズを諦め、姿勢も気づけば前かがみ…。そんな悩みを抱えていたみゆさんが、整体との出会いと母のひと言で、ふっと心まで軽くなっていく——。
「ほんとは、こうなりたかった」自分に、ようやく出会えた短大生の物語。
「やっぱり、気になる…」
大学の帰り道。駅ビルのガラスに映った自分の姿をふと見て、川島みゆさん(19歳)は、また少しだけため息をついた。
「やっぱり、私の脚…O脚だなあ…」
そう思い始めたのは中学生の頃。体育の時間に楓と並んで立ったとき、自分の膝の間に隙間が空いていることに気づいた。
でも、成長すれば自然と真っ直ぐになるのかも…そんな淡い期待を抱いたまま、気づけば短大生になっていた。
楓に言うほどではない。でも、細身のデニムを試着しては「うーん…なんか変」と思って買わずに終わる。最近ではレギンスやスキニーパンツを避け、ワイドパンツばかり選ぶようになっていた。
「ほんとは、好きな服を気にせず着たいのに…」
そんなモヤモヤが、ふとした瞬間に胸をよぎる。特に最近、サークルの先輩に誘われたライブイベントで、撮った写真を見返したとき。
「脚の形、やっぱり気になるな…」
何か、変えたい。そろそろ、自分の“脚のこと”と向き合うタイミングなのかもしれない。
楓のひと言がきっかけで
昼休みに親友の楓(かえで)とカフェで話していたときのことだった。
「ねえみゆ、O脚のこと前に話してたよね?ここ、口コミも多くて良さそうじゃない?」
スマホを差し出されて見てみると、もとまち整体院のページが開かれていた。
「トリガーポイント療法も取り入れたO脚矯正」と書かれていて、写真付きの体験談も信頼感があった。
その日の夜、自分でも改めて検索してみた「もとまち整体院 O脚矯正」。
ページのやわらかい雰囲気に少しホッとして、「ここなら話をちゃんと聞いてくれそう」と思えた。
バイト代も少しがんばれば通えそうだし、母に相談したら「あなたがやりたいなら応援するよ」と背中を押してくれた。
「ちょっと…試してみようかな」 そう決めた夜、なぜかほんの少し背すじが伸びた気がした。
「ここが脚の形に関係してるんです」
予約当日、みゆさんは少し緊張しながら整体院の扉を開けた。
白を基調にした室内は清潔感があり、ふわっとアロマの香りが漂っていて落ち着いた雰囲気。
カウンセリングでは、これまでの悩みを丁寧に聞いてもらい、実際に立ち姿勢や骨盤の傾き、膝や足首の向きなどをチェックされた。
「O脚といっても原因はさまざまで、筋肉の硬さや使い方のクセが関係していることも多いんです」
施術者の説明は、みゆさんにもわかりやすくて、安心感があった。
実際の施術が始まると、ふとももの外側やお尻の筋肉、それからふくらはぎの内側など、これまで触れられたことのない場所に、じんわりとした圧が入る。
「ここが脚のラインを引っ張っている原因になっている筋肉です。ちょっと痛いかもしれませんが、効いてくると思います」
「……あっ、ほんとに、そこ…」
痛気持ちいい。
けれど確かに、自分の“奥のほう”が動かされている感じがして、みゆさんは驚いた。
途中からは、肩甲骨のまわりや背中も丁寧にほぐされて、「あれ?姿勢まで変わってきたかも」と思えるように。
「O脚だけじゃなくて、猫背も関係してたんだなあ…」
体がほぐれていく感覚に、みゆさんは自然と呼吸が深くなるのを感じた。
「これなら履けるかも」
数回の施術を経て、みゆさんは鏡の前でジーンズをはいた。
「……あれ?なんか、前と違う」
脚の隙間が少し狭くなっていて、まっすぐ立ったときに膝の向きや足首の安定感にも変化があるのを感じた。
以前は、ジーンズをはいて鏡を見たとき、太ももの外側ばかりが目立って見えて、「やっぱり目立つなあ…」と落ち込むことが多かった。
でもこの日は違った。なんとなくシルエットが整って見えて、「このジーンズ、前よりも似合ってるかも」と思えた。
施術では、O脚矯正に加えて、猫背や反り腰の調整にも丁寧に取り組んでもらっていた。
「姿勢も整えることで、脚の形の変化もより定着しやすくなるんですよ」
施術者の言葉が今、実感として思い出された。
ある朝、学校に行く支度をしていたとき、母がふとみゆさんを見てつぶやいた。
「なんか、脚のラインだけじゃなくて、背すじもきれいになったね。すごく自然でいい感じ」
その一言が、みゆさんの心にじんわりと沁みた。
それは、今まで誰にも言われたことのない言葉だった。
ずっと気にしてきたけど、口に出せなかった悩みを、まるごと受け止めてもらえた気がして——。
「ありがとう…気づいてくれて嬉しい」
変わろうと決めた自分を、ちゃんと見ていてくれた人がいる。その安心感が、そっと背中を押してくれた。
「これなら、もっと自分を好きになれそう」
そう思えたとき、長くまとっていた“自信のなさ”がひとつ、ふっと手放せた気がした。
少し先の自分を想像してみる
今は、推し活のイベントにもレギンスで行けるようになった。
推しカラーのパンツコーデも、堂々と楽しめるようになってきた。
カフェ巡りも再開して、歩くことそのものが楽しい。
前よりも足取りが軽くなった気がするし、気づけば資格の勉強にも前向きに取り組めている。
「ほんとは、ずっとこうしたかった」
そう思っていた時間は、決して無駄じゃなかった。
今はもう、“できたらいいな”ではなく、“きっとできる”という気持ちに変わってきている。
施術のたびに自分の体が変わっていく実感があり、その変化が心にも波及している。
少し前に思い描いた「こんな私になれたらいいな」という姿を、まるで現実として今ここで体験しているような、不思議でうれしい感覚。
気づけばその中に、自然な笑顔の自分が立っていた。
※施術効果には個人差があります。
※記事内の写真・イラストはすべてイメージです。