正座ができない
- update更新日 : 2024年07月10日
folder未分類こんにちは、杉山です。
ある程度年配の方で正座ができないというのはたまに聞きますが、先日は10代の若さで正座ができないという方がいらっしゃいました。
正座する時って爪先立ちする時みたいに足首が伸びますよね?
その時に足首に痛みが出てしまうと言うのです。
これだけ聞くと関節に問題があるように思われるかもしれませんが、実際は脛の筋肉が痛みの原因となっていました。
図を見ると
脛の骨に沿ってついている筋肉(前脛骨筋)は膝の下あたりから始まり、足首を超えて足の内側にくっついています。
この筋肉は足首を曲げる(爪先を持ち上げるイメージ)働きをします。
逆に言えばこの筋肉が硬くなると足首を伸ばすことが困難になってきます。
今回のケースではこの前脛骨筋がだいぶ硬くなっていたので、正座の際に無理矢理引っぱられる事となり、痛みが出てました。
このように一見関節に原因があるのでは?と思ってしまうケースでも、実は筋肉が原因だったということはよくあります。
痛みがあるけど原因がよく分からないという方は、一度ご相談ください。
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