こどものO脚矯正。
O脚って、いったい何歳くらいから形成されてくるのでしょうか?
脚の形は、一般的には、まずは赤ちゃんのときにはO脚気味、2~6歳くらいの時期には逆にX脚気味になり、その後は正面向きになる、といわれます。
このことから考えると、7歳以降の時期に、姿勢や、歩き方、立ち方、座り方、といったことに気をつけていけるかが、その後にO脚になっていくのかどうかの分かれ目かと思います。
先日も、7歳の小学1年生の女の子とお母さんが、当院に来院しました。お嬢さんのO脚についてのご相談です。
このお母さんはよく勉強されていて、(姿勢的O脚としての)O脚が、内股(股関節の内旋)から来ていることを知っていて、その上でお嬢さんが立っているときの姿勢が内股気味であることを、気にされていました。
O脚かどうかをチェックしてみると、この子は両足内側をつけた正面の立位姿勢で、まったく内股傾向が見られず、両膝もまっすぐ正面を向いており、結果的には、O脚ではありませんでした。
しかしながら、まさにこの7歳くらいの年齢から、保護者のかたが脚のかたちや歩行のスタイル、立ち方等の姿勢に気をつけてあげられれば、まずはO脚になっていく余地などないでしょう。
当院では、O脚矯正コースとして本格的に施術をしていくのは、中学生も2、3年生くらいからで、十分であると考えております。
その世代までは、たとえば、明らかな猫背姿勢は注意してあげる、歩き方は内股歩きにならないように気をつけてあげる、座り方は『女の子座り』は控えさせる、等の基本的なアドバイスをしてあげましょう。
こどもに対するこうした具体的なアドバイスのしかた、また、その子がそもそもO脚なのかどうかということ、等々の相談がおありでしたら、お気軽に当院までどうぞ。
※施術効果には個人差があります。