腰痛とトリガーポイントについて。

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腰痛が、何か『骨のカタチの異常』だとか、『神経が圧迫されて出ている』と考える(あるいは教わる)人も多いかと思います。

もとまち整体院では、いったんそこは措いておくとして、『筋肉』に注目した施術、トリガーポイント・セラピーを行なっています。

このトリガーポイントは『痛みの引き金点』の意味で、その場所のみならず、離れたところにまで痛みを『とばす』ことがあります。

さて、本題です。あなたは腰痛が出ているまさにその場所に、腰痛の原因がいつもあると思いますか?

唐突な質問ですが、これにキョトンとするあなたは、トリガーポイントをご存じないのかもしれません。

もとまち整体院に腰痛の施術を受けに来られるかたのなかには、ふくらはぎのトリガーポイントから腰痛が出ているケースもあります。

ふくらはぎから、腰。かなり離れていますよね。

でも、ヒラメ筋という筋肉にできたトリガーポイントが、腰に痛み(=仙腸関節周辺への関連痛)を『とばす』ことがわかっています(※)。

これは一例ですが、腰痛が出ているその場所に、いつも原因があるとは限らないという好例です。

トリガーポイントを知らなければ、一般的には広く知られていないことですよね。

こうしたことを、あなたが知識として持っておくことは必ずしも必要ありません。

ですが、『骨の異常』でも、『神経の異常』でもない原因(=『筋肉』のトラブル)から出ている腰痛(←当院では、実はこれが大半と考えますが)があるということは、腰痛という問題解決のヒントになるでしょう。

※(参考図書)『誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方[腰痛]』(Sharon Sauer/Mary Biancalana、エクスナレッジ)
『痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR(アスター)』(松本不二生・沓脱正計、医道の日本社)

※施術効果には個人差があります。