冷房による首肩こり。
冷房の設定温度の標準は25~28℃、とされていますが、体感の温度は個人差がありますので、自分が『寒い』と感じない温度を基準とするのが良いようです。
私の好みは28~29℃での冷房です。人によってはもっと下げて使う方もいらっしゃるでしょう。
エアコンの風に直接当たったり、汗をかいてそのまま冷房で冷す、というのも良くありません。
血流が低下し筋肉は硬くなりやすく、結果首肩こりや冷え症も助長されていきます。
冷え症が進むだけでなく、自律神経のバランスにも影響を与えます。エアコンの過剰な使用は体温の低下を防ぐべく、交感神経が優位になり血管を収縮させるのです。
胃腸の働きが乱れたり、全身のだるさや疲れやすさ、食欲不振、発汗の乱れ等、エアコンによる『冷房病』といえる症状につながりやすくなります。
こうした冷房病に対して、オススメの対策、予防法を以下にご紹介します。
①エアコンの使用法を見直してみる。上記にもありますが、設定温度の最適化を図ったり、エアコンから離れて外気に触れる、換気を行なうこと。冷房の設定温度と外気温との差は3~4℃が目安とされています。
②しっかりと入浴。 ちなみに私自身は、毎日39℃以上のお風呂に20分程度ゆっくり浸かるようにしています。夏場はシャワーだけで済ませるというかたでも、せめて首すじや肩周りに熱めのお湯で、重点的にシャワーをかけるようにすると良いと思います。
③長時間にわたりデスクワーク(勉強等も)を行なうかたなら、女性ならおなじみでしょうけれども膝掛けや厚手のソックス、腹巻き等で『自衛』することもオススメです。 あと、私も大好きですが生姜やニンニク、ネギといった身体を温める食材を摂るようにも心がけたいですね。
これから気温の高い夏の日が来ます。エアコンとは上手に付き合って、快適な夏として乗り切っていきたいものですね!
※施術効果には個人差があります。