冷房による首肩こり。

- update更新日 : 2024年07月10日
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おおやです。当院に来院されるかたに多い症状の一つに、首や肩のこりがあります。季節柄、冷房(エアコン)の頻繁な使用による首肩こりというケースが増えています。

冷房の設定温度の標準は25~28℃、とされていますが、体感の温度は個人差がありますので、自分が『寒い』と感じない温度を基準とするのが良いようです。

私の好みは28~29℃での冷房です。人によってはもっと下げて使う方もいらっしゃるでしょう。

エアコンの風に直接当たったり、汗をかいてそのまま冷房で冷す、というのも良くありません。

血流が低下し筋肉は硬くなりやすく、結果首肩こりや冷え症も助長されていきます。

冷え症が進むだけでなく、自律神経のバランスにも影響を与えます。エアコンの過剰な使用は体温の低下を防ぐべく、交感神経が優位になり血管を収縮させるのです。

胃腸の働きが乱れたり、全身のだるさや疲れやすさ、食欲不振、発汗の乱れ等、エアコンによる『冷房病』といえる症状につながりやすくなります。

こうした冷房病に対して、オススメの対策、予防法を以下にご紹介します。

①エアコンの使用法を見直してみる。上記にもありますが、設定温度の最適化を図ったり、エアコンから離れて外気に触れる、換気を行なうこと。冷房の設定温度と外気温との差は3~4℃が目安とされています。

②しっかりと入浴。 ちなみに私自身は、毎日39℃以上のお風呂に20分程度ゆっくり浸かるようにしています。夏場はシャワーだけで済ませるというかたでも、せめて首すじや肩周りに熱めのお湯で、重点的にシャワーをかけるようにすると良いと思います。

③長時間にわたりデスクワーク(勉強等も)を行なうかたなら、女性ならおなじみでしょうけれども膝掛けや厚手のソックス、腹巻き等で『自衛』することもオススメです。 あと、私も大好きですが生姜やニンニク、ネギといった身体を温める食材を摂るようにも心がけたいですね。

これから気温の高い夏の日が来ます。エアコンとは上手に付き合って、快適な夏として乗り切っていきたいものですね!

20150626001.jpg※施術効果には個人差があります。