【膝や股関節の痛みについて】20151127

- update更新日 : 2024年07月10日
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院長の大屋晋一です。今日は膝の痛み、股関節の痛みのお話しです。このどちらも個人的に体験したことがありますが、イヤなものですね。まずは不安感を持たないことが肝要です。

膝や股関節の痛みで当院に来られるかたのほとんどのケースでは、臀部や大腿の周辺の筋肉に、筋硬結やトリガーポイントを認めます。 

整形外科等医療機関で診てもらい、構造上の異常がなく、しかし『痛み』がなかなか取れない、痛みから動かせないというケースでは、筋肉に問題がある可能性が高いです。

一つの例。当院で得意とするO脚矯正の現場では、O脚とともに股関節痛を訴えるかたもいらっしゃいます。

とくに『股関節痛』に直接アプローチする施術をしなくとも、通常にO脚矯正コースの施術のなかで、O脚の原因となっている股関節の内向き(内旋)傾向を矯正すべく股関節周辺の筋肉に施術をしていくことで、股関節の痛みが解消していくことは、よくあることです。

膝が痛いけれど、病院の検査ではとくに異常が見つからない、というケースでは、関節・骨からその痛みが来ているのではなく、『筋肉』にその原因があることが多いと思われます(あなたの実感も、おそらくそうではないでしょうか?)。

『筋肉』『痛み』といえば、一般的には運動後の筋肉痛といったイメージかも知れませんけれども、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)というのが、正確な言い方です。

膝の痛みであれば、関連する筋肉としては、内・外側広筋、大腿直筋、中間広筋、長内転筋、薄筋、縫工筋等。 

股関節の痛みであれば、大・小殿筋、大腿筋膜張筋、梨状筋や腰方形筋、短内転筋等に発生するトリガーポイントが、深く関わっているのです。 

膝痛の場合、施術としては、まずは大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)をチェックします。

一見、痛みの出ている場所から離れたところなので関係なさそうに見えますが、それどころか深く関わっているケースが多いのです。

当院のO脚矯正では、骨盤のゆがみの矯正を行ないますが(といっても、主に前・後方回転に注目します。骨盤という『骨』がゆがむわけではありません)、ここにおいても、腰部の諸々の筋肉や大腿筋膜張筋に対するアプローチに、時間と手間をかけていきます。

そのなかで、先に触れたように股関節痛が解消していくことが、よくあるわけです。

筋筋膜の緊張を取り、トリガーポイントの解消を図る当院のトリガーポイント療法は、カイロプラクティックコースのみならず、O脚矯正コースでも施術に取り入れています。

O脚矯正ご希望の方で、膝や股関節痛にもお悩みであっても、お役に立てるケースは多いので、ご相談ください。
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※施術効果には個人差があります。

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