【四十肩や五十肩について】冷えないように温めましょう。
今回は五十肩(四十肩)のお話しです。
五十肩は、『40~50才代の年代を中心に、明らかな原因(外傷等)なく発症する、肩関節の拘縮と疼痛を主な症状とする肩軟部組織の疾患』といわれます。
必ずしも上記の年代の方だけではありませんが、当院にも数名の患者さんが通院しています。
トリガーポイントセラピーにより、凝り固まった筋肉の緊張を解き、カイロプラクティックの手技により胸椎等、関連する関節の動きを取り戻しつつ、ご自身で行なっていただくストレッチと併せて痛みや機能不全の解消を図っていきます。
11月の晩秋、この時期ということもありますが、五十肩のひとは首や肩の『冷え』に気をつけましょう。
寒冷刺激は血流を低下させて筋筋膜に硬結をもたらし、疲労物質や老廃物を溜め込みやすくします。
その結果、筋筋膜にトリガーポイントを発生させやすくし、痛みを増長することにつながります。
私見ですが、五十肩になるひとは、もともと慢性的な肩こりがあることが多いようです。
肩こりに悩むかたと共通しますが、特に秋冬の時期には、首や肩を冷さないことが、筋肉のコリの抑制につながります。
外出時は、マフラーやスカーフ、ネックウォーマーやストール等の巻きモノで暖を取りましょう。
直接的に温めるには、入浴はもちろんのこと、蒸しタオルやホットパックの使用などもオススメです。
また、就寝時にも首や肩が冷えないように気をつけたいところです(※例外として、五十肩の急性期の鋭い痛みが出ているようなときは、冷した方がよいケースもあります)。
五十肩の改善には、ある程度の期間を要します。当院では各『期』に応じた施術法を採用しています。お気軽にご相談ください。
※施術効果には個人差があります。
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