肩甲骨はがし(ほぐし)と、僧帽筋のトリガーポイント。

- update更新日 : 2024年07月10日
folder未分類
おおやです。突然ですが肩甲骨はがし(ほぐし)って、あなたは聞いたことがありますか?

姿勢の矯正やダイエットにも効果的ともいわれ、最近注目のキーワードのようですね。

『はがし』といっても実際に引きはがすわけではなく(当然ですね)、もともと動きの自由度の高い肩甲骨の動きを取り戻すこと、またはそのストレッチのことをいいます。

今回はそんな肩甲骨はがし(ほぐし)に関する話題です。

20151120001_002.jpg写真は自分の後ろ姿ですが、何をしているのかと言いますと、僧帽筋のトリガーポイントを自分で解除しているところです。

僧帽筋って、一般にはちょっと変わった名前に聞こえるかもしれません。

上背部に位置していて、上肢帯を引き上げたり内転したり引き下げたりと、肩の動きをつかさどっている筋肉です。

当院に『肩こり・首こり』で来院するかたも多いのですが、調べてみますと首の痛みも、この僧帽筋のトリガーポイントからの関連痛がもととなってサテライト化して、さらにトリガーポイント化しているケースも観られます。

つまり、首の痛みとも関係していることがあります。そこから(緊張型)頭痛につながっていることも、よくあるのです。

20151120001.jpg↑器具で押圧している箇所は、肩甲骨内縁の周辺に生じる『僧帽筋第4のトリガーポイント』です。脊椎に沿うように、その周辺に痛みを生じさせます。

『肩こり』というには少々下部に思えるかも知れませんが、肩こりを訴える多くのケースでよく観られるトリガーポイントです。

僧帽筋のこうしたトリガーポイントを自分で解除するには、背中と壁の間に硬式テニスボールをはさんで圧迫を加える等の方法もあります。

肩甲骨はがし(ほぐし)は、当院流に解釈すれば、このように僧帽筋を始めとした肩甲骨周辺の筋肉のトリガーポイントを解除し、ストレッチを継続していくこと。当院ではそのお手伝いを行なっていきます。

20151120003.jpg※施術効果には個人差があります。